株式会社インテージは、SNSの普及やコロナ禍の影響により、人との関わり方が変化する中で、ギフトの贈り方や目的がどのように変わってきたのかに注目しました。従来、お歳暮や記念日などに定期的に贈る習慣があったギフトは、2000年頃から、友人同士で想いや感謝を伝え合う「友チョコ」など、より手軽な形へと広がりました。さらに、2002年にスターバックスが導入した「ギフトカード」や、2007年以降に普及した「デジタルギフトカード」など、利便性の高い新たなギフトの形が登場しました。
特に、SNSの普及により、遠方の人や住所を知らない人にもギフトを贈る機会が増え、コロナ禍では直接会えない状況の中でデジタルギフトの利用が拡大しました。こうした背景を踏まえ、インテージは、新しいギフト形態である「ソーシャルギフト」の実態について調査を行いました。